ゆるゆるといきましょう。桜庭一樹

11 12月

2008年12月11日 22:01

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない - A Lollypop or A Bullet』

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない—A Lollypop or A Bullet

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桜庭一樹
富士見書房
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読みやすくて、どこか共感できるところがあって、そして悲しい作品

心に残る作品です

甘ったるい表現でかかれた残酷な物語。

美少女の悲しみ

ロリポップ！

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あー・・・なんだか、佐藤友哉の作品世界観に似てるかもしれない、と想った。
勿論ゆやたん方が暴力的で自虐的で過激ではあるのだけれど、そう云う表層では無くて、もっと深いトコロで通じている気がした。

謂わば、ロリポップなセカイ系。

タグ：: #小説; #ライトノベルス; #単行本; #桜庭一樹; #少女

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16 9月

2008年09月16日 22:42

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。

『赤×ピンク - Sakuraba Kazuki Collection 』

赤×ピンク — Sakuraba Kazuki Collection
(角川文庫さ 48-1)

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桜庭一樹
角川書店
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死んでしまいそうなぐらい愛が足りない

一般的な小説に比し全く遜色無い

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タグ：: #小説; #文庫; #桜庭一樹; #少女; #格闘技

15 4月

2008年04月15日 10:38

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。

『青年のための読書クラブ』

青年のための読書クラブ

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桜庭一樹
新潮社
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少女と異端

面白いと思う、が

少女だけに許された世界

読書の愉悦と贅沢を知るものにこそ

女学園のはじかれ集団である読書クラブ部員がおこす珍騒動

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タグ：: #小説; #単行本; #桜庭一樹; #ミッションスクール; #少女

10 7月

2007年07月10日 00:00

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。; コミックス。イラスト。

『GOSICKs III -秋の花の思い出-』

GOSICKs 3 (3)

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桜庭一樹
富士見書房 (2007/04)
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花と秋のひと時と

束の間の休息

ちょっと一休み

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＜ベルゼブブの頭蓋＞から学園に無事帰ってきた後、季節は夏～秋に移ろいを見せる頃。
旅の疲れからか熱っぽく図書通いもせず特別寮にのお菓子の家に籠りきりのヴィクトリカを、毎日見舞いに行く一弥。
手にはヴィクトリカのために、摘んだ花と、そんな花にまつわる本を携えて。

ゆるやかにそよぐ風。静かに舞う花びら。
持ってきた色々な話を読み聞かせる一弥。
それらのなかに埋もれたピースを解き明かしていくヴィクトリア。
ゆったりとした 2 人だけのひととき。。。

そんな一弥が気になって気になって、いつも一弥が消える迷路花壇に元気いっぱい勢い込んで挑んで行くアヴリルだったけど、何度やっても迷って戻って来てしまって。
装備も万全に臨んだ夕闇の迷路花壇で。例によって本格的に迷ってしまったと思った矢先に現れたのは、ヴィクトリカだったのだけれど……。

ヴィクトリカと一弥の平穏の日々も束の間。
新たな難事件に巻き込まれて行く予感を残し……＜fin.＞

今回の武田日向サンの表紙口絵カラーは色々な民族衣装に身を包んだヴィクトリカ。
アジアンエスニックな衣装も捨て難いデスが、背景等も含めた一枚絵として、やはりオランダの民族衣装の表紙が一番お気に入りデス☆
赤系の、コントラストが利いていて且つ落ち着いた色遣いが素敵 (=^_^=)

ああ～オランダも行ってみたいなぁ……テンボスでも全然良いんだけど(笑)。

タグ：: #小説; #文庫; #ライトノベルス; #桜庭一樹; #武田日向

6 1月

2007年01月06日 00:00

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。

豪華列車での奇妙な事件の謎。

GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜

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ついついニコニコしてしまいます

列車で…

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間に短編集が入って時系列が前後しているので少し戸惑いますが、「ベルゼブブの頭蓋」のラストシーン、ヴィクトリカと一弥が豪華列車＜オールドマスカレード号＞に飛び乗った直後からのお話デス。

相変わらず一弥はヴィクトリカに振り回されっ放しだし、お互いのお互いに対する素直じゃない態度にムフフv としちゃうのデスが、グッと真のトコロで2人の距離が縮まっている気がしマシタ。

タグ：: #ライトノベルス; #小説; #文庫; #桜庭一樹

19 8月

2006年08月19日 00:00

カテゴリ: 文芸。ライトノベルス。

ノンビリ夏休みのお話。

GOSICKs ～ゴシックエス・春来たる死神～

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桜庭一樹武田日向
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丸々1冊プロローグ

黎明期の一弥とヴィクトリカ

ミステリーとしては・・・

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ソヴュールの夏は暑いと暑いと云っても、今の日本のムシムシした暑さとはまた違うんだろうナァ……。
炎天下の中、学園内の芝生にぐてッと転がって、ほとんど反応の無いヴィクトリアの上にまぁるい影が出来るように、ふわふわレースの日傘をかかげてビシッと立ち続けてる一弥の忍耐強さったら……。
ま、お互いに（主に一弥が）なんだかんだ文句云い合いながらも、結局一緒にいる 2 人が微笑ましいデス(笑)。
本編の方では（本筋とはズレるので）詳しく描かれてないコトが短編集では描かれているので、「あ～そーゆー経緯があったのネェ～」「そーゆー繋がりがあったのネェ」と楽屋裏話的に愉しめマス♪
日本から届くお兄サンの手紙やお姉サンの手紙から、一弥の家族が語られるのだけど、これがまた変わり者の愛すべき(笑)家族で。
とゆーか、一弥の周りって、傍から見たら一風変わってるとゆーか「をいをい」ってカンジなヒトが多いよね。しかも本人はそうは思ってないタイプが(笑)。
環境なのか……と、一弥の在り様に、なんとなく、納得してしまうのだった。。。

タグ：: #ライトノベルス; #桜庭一樹